活動日:12/24(土)10:00~
参加者:小池(手紙社)、丸本(手紙社)、mayukoさん、yuriさん
踏破した美術館:聖徳記念絵画館
鑑賞した展示:常設展示
http://www.meijijingugaien.jp/art-culture/seitoku-gallery/
美術館というよりも、資料館の赴きが強い絵画館。中央・総武線からの眺めや、神宮外苑を歩いていて見かけて「あのドームのある建物は何だろう?」と思っている人も多いのでは? わたしもその一人でした。正体は、明治天皇の歴史を80点以上の絵画(大作!)を絵巻のように飾って辿っていくことができる施設なのです。建物自体も重要文化財なので、建物だけでも見学の価値あり。この日のように青空晴れわたる午前中は、外苑散策と併せて気持ちよーく楽しむことができますよ。
展示は、前半が日本画、後半が洋画。大正から昭和はじめの大家を中心とした画家が1点ずつ手がけています。確かな技量と迫力のある作品群ですが、そこは“依頼品”という性格も強く、今でもよく知られている画家(小杉放庵、山本鼎、石井柏亭、中村不折など)でも、あまりそれぞれの本来の良さが出ていない気もしましたが、逆に「こんな絵も描いていたのか!」という発見はありました。そんな史料然とした作品の並ぶ中、日本画の前田青邨と鏑木清方の作品は、「指示のあった構成を無視したのでは?」と思えるほど、芸術性が光っていたのが流石です。
明治の歴史もわかりやすく、幕末・明治維新のあたりが好きな方にもおすすめです。絵や歴史に興味なくても1度は訪れて損はないですよ!
お隣は新国立競技場。
外苑のいちょう並木が正面玄関。秋の最盛期は最高かと。
上を見上げたくなります。
クリスマス・イブでどこも混んでいましたが、今日のアフター美術館はパンとエスプレッソと でパン祭り。テラス席+ガスストーブ、結構好きです。mayukoさんもyuriさんもリピート参加でしたが初対面。またお待ちしています!!

2022/12/24 21:28
美術館踏破部活動報告 2022年12月
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